アロマテラピーについて

今では広く知られている「アロマテラピー」という言葉は、アロマ＝芳香とテラピー＝療法を組み合わせた造語です。植物が作り出す香りにはいろいろな効能があります。それはなぜか。根っこを張って生きる植物は動けないという宿命があり、動けないからこそ自分を守るために香りを作り出しているのです。例えば受粉したいと思っても花粉を自分でめしべにつけられない。そうなると風が吹くのを待つしか無い。しかし思うように風は吹いては来ないのです。そこで植物は昆虫の雌のフェロモンを作り出すと言われています。その香りが漂ったら、雄の昆虫が近寄ってくるのではないでしょうか。咲かせた花の中で雄の昆虫が雌を探し回ってくれたなら、その動きで花粉が飛んでめしべにくっついてくれるのではないでしょうか。反対に、来て欲しくない虫もいます。そうするとその虫の嫌いな香りを作り出すのです。アロマで虫よけスプレー作りなど開催していますよね。

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